キッズフリマに参加してみた。予想を上回る成果。

育児

こんにちは、しばママです。

片付けをしていると「もったいない」「まだ使える」などの理由で、使っていないのに手放せないモノってでてきますよね。でも使っていないのに置いておくのも・・・葛藤。

今回はわが子のキッズフリマ体験を通してリユースがかなったケースを記録します。

キッズフリマとは?

今回のキッズフリマ体験は、学校で貰ってきたチラシから始まりました。長女がコレやりたいんだけど!と。ん?なんだね?読んでみると・・・

「売るのも買うのも子どもだけ。お金・リユース・コミュニケーションを学べる」と!なんか面白そう。せっかくなので出店応募してみることにしました。※出店できるのは小3以上

出店するにはキッズフリマのサイト(キッズフリマ (kids-fm.jp))に会員登録し応募する必要があります。当選するか分からないけど、という前提で応募しました。

数日後・・・すっかり応募したことも忘れていた私の元に「当選」のメールが!!子どもに伝え、出店準備を少しずつ進めます。ちなみに出店料は1ブース300円です。

自宅での出店準備も学びの場

さて、スロースターターな私たちはフリマ1週間前の週末にやっとこ準備開始!基本子どもに任せておりましたが、隠しておいた使っていないオモチャ達を放出。そして我が子には見向きもされない英語の絵本も放出。出品してくれるならヨロシク!と店長(長女)に委ねました。

店長が小3以上であれば、もう1人は小3未満でも店員さんとしてブースに入れます。次女はバイトとして長女に雇われ準備も一緒に取り組みます。

2人が持ち出してきたのは・・・お蔵入りしていたリカちゃん達!!髪の毛をとかして、服を着せて、一生懸命に蘇らせました。

その他、小物や洋服などリユースできるものを揃えて30点くらい品物ができました!

なんか、めっちゃ片付けした気分だわー(達成感)

この出店準備が一石二鳥!家にある使わなくなったものを整理できると同時にリユースできるようにモノを整え、蘇らせることができました。準備を一生懸命していた子ども達も達成感と充足感を味わえたようで良かったです。

さて、どれだけ売れるのかな?

おつりの準備がむずかしい

品物の準備はできました。では、これをいくらで売るのか?最高価格は500円までというルールです。お客さんも小さい子ども達なので、できるだけ簡単で分かりやすい金額にした方がいいと伝え、あとは店長に価格設定を任せると・・・とっても良心的(50円、100円、200円、300円)な価格に決まりました。しかもほぼ50円。

さて、ここからが悩ましいところ。お客さんも全員子どもですので、どのくらいのお金を持って買い物に来るのかもわかりません。おつりはどのくらい準備すれば良いでしょう?見当もつきません。

事前に届いた注意事項を確認すると、おつりの準備不足でトラブルになったケースも報告されていました。十分な準備が必要です。

おつり準備のため、子どもと一緒に確認したのは以下の項目です。

  • いくらの品物がいくつあるか?(例:50円の品物が12個)
  • 50円の品物を買うときに100円渡されたらおつりはいくらか?→50円のおつりが必要
  • 12個すべて50円のおつりが必要だとしたら、50円玉(または10円×5枚)はいくつ必要か?→12枚
  • 50円の品物を買うときに500円渡されたら?→おつりは450円必要
  • 50円の品物を買うときに1000円渡されたら?→おつりは950円必要
  • 100円玉、500円玉は何枚必要か?

シミュレーションをして、仮説を立て、やってみる。けっこう高度なテクニックですよね。きっと100円玉で買い物するお客さんが大半だろうと思いつつ、準備不足で当日困らないように多めにおつりを準備することにしました。

50円100円200円300円500円
品物12個11個7個1個0個
おつり12枚30枚6枚

さて結果はいかに?

キッズフリマを終えて

12点の品物が売れました。売り上げは1400円。出店料300円を差し引いて利益は1200円。次女にバイト料として500円を支払い、店長は700円を得ることができました。

売れ残ったモノについても、一度自分たちで使っていないモノとして仕分けしたため手放すことに。(家はスッキリ嬉しい)

キッズフリマをした感想を聞かせてください!

最初はお客さんが来なくてヤバいと思ったけど、あとから来てくれて嬉しかった。

品物の並べ方も工夫が必要だった。

売れそうと思っていたものが売れなくて、意外なものが売れたりしたのが面白かった。

なるほど。モノの価値って見方によって変わることにも気づいたようですね。すばらしい!

人は自分が持っているモノの価値を高く評価しがちなんです。価値がない、低いと思いたくありませんからね。でも市場に出してみると自分の価値観とは違う価値観で評価され、意外と低かったり、はたまた高かったり。

今回のフリマ体験はお店体験だけではなく、お金について、リユース、モノの価値、様々な価値観、片付けの気持ちよさなど多くの学びがあったと思います。

まとめ

店員もお客さんも子どもだけっていうのが画期的だなぁと思いました。ついつい口出ししてしまう・・・なんてことがありませんからね。

親にとっては子を信じ見守るという学び。子にとっては自分で考えて対応するという学びがあったと思います。

事前準備から当日の運営まで、考えることや感じることが多く親子ともに学びのイベントでした。

ちなみに、ほぼピッタリ会計でおつりはあまり使わなかったそうです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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