こんにちは、しばママです。
みなさん、絵本はお好きですか?私は好きな方ではありますが、長いやつを「読んで~」と言われると腰が引けてしまうタイプです。
そんな私が始めた小学校の読み聞かせボランティアについて、感想や読んだ本について綴ります。
読み聞かせボランティアとは
そもそも読み聞かせボランティアとは・・・その名の通りです。
小学校の朝の会や帰りの会など 授業以外の時間に、保護者や地域のボランティアが児童に向けて本を読む活動、人達のことです。
このような活動がない学校もあるとは思いますが、多くの学校で取り入れているようです。
始めてみた感想は
まだ読み聞かせボランティア新人ですが、、数回読み聞かせを経験し感じたことがあります。
学年が変わっても毎回感じられるのは以下のような「子どものチカラ」です。
- 子ども達のキラキラ感、まっすぐな心、ユニークさ
- 真剣にお話を聴いてくれている教室の空気
- 自分なりの率直な感想を言ってくれるまなざし
10分~15分の読み聞かせを終えると、まるで森林浴をしたかのような癒しと 子どもだった時のワクワク感を思い出し清らかな心になるんですよね。
なんとも言葉にできない充実した時間です。本当に始めて良かったと心から思います。
そして子どものチカラを分けてもらった後は、おかーちゃん頑張るよ!と仕事に向かいます。
同じ絵本でも感想や心に残るポイントが違う
そして、面白いなぁと思ったのは同じ絵本を読んでも感想や心に残るポイントが聞き手によって違うということです。
このボランティアでは読み手が好きな絵本を選んで良いことになっており、私は自分の趣味とわが子からのアドバイスをもとに絵本を決めています。
子ども達に絵本を通して「勇気や自分らしさ、平和、やさしさ」などを感じてほしいと願い、そんな内容の絵本を選んでいます。
こう感じ取ってほしいと思うのはエゴかもしれないなぁ
でもいざ読んでみると、聞き手の子ども達には伝わったり伝わっていなかったり(笑)
同じものでも感じ方が違うのは面白いし、それぞれの感想を発表していろんな感じ方があることをみんなが感じ取れたら素敵ですよね。
自分の感じ方が正解または不正解と決めつけず、様々な感じ方を受け止めることは大切だと改めて考えさせられました。
読んだ絵本について
- 6わのからす(約5分) レオ・レオーニ 訳:谷川俊太郎
農夫と6わのからすの物語。農夫は麦をついばむうるさいカラス達を嫌い、追い払おうとするが・・・
違う考え方や意見が出た時、どのようにすればお互い納得できるのか。大人にも子どもにも大切なことを教えてくれる絵本です。
- ネコになりたかったクモのルイージ(約15分) 作:ミシェル・ヌードセン 絵:ケビン・ホークス 訳:福本友美子
毛がもじゃもじゃの大きなクモが住むところを探して、ある古い家にたどり着きました。クモはなぜか子猫と勘違いされ・・・
周りからどのように思われたいか、自分はどのようになりたいか、互いに思いやる優しさとありのままを受け入れてもらえる安心感が伝わってくる絵本です。
- きたかぜとたいよう(約5分) 作:ラ・フォンテーヌ 絵:ブライアン・ワイルドスミス 訳:わたなべしげお
北風と太陽が旅人のコートを脱がせる競争をします。北風はビュービューと強風を吹き付け脱がせようとしますが・・・
人を動かすために自分はどうするか?深いお話ですね。有名なお話なのでたくさんの絵本が出ていますが、私はこちらの絵の雰囲気がとても好きです。
始めて良かった
まだ実施回数は少ないですが、読み聞かせボランティアを始めて良かったと思います。
ベテランメンバーの皆さんも口をそろえて楽しいと言っています。学校に行く機会ができることで子ども達の様子が見られたり、先生と顔を合わせることが多くなったり、いろいろなメリットがあるようです。
短時間で充実感を味わえる貴重な機会を得られました。みなさんの地域にはどんな活動がありますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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